Japan Open Chain(JOC)では「JOCニュースレター」と題して、Japan Open Chainの活動についてお届けします。今回は、2023年7月5日〜6日に開催された、国内外のトッププレイヤーが集結し、本質を議論するweb3カンファレンス「web3BB Tokyo」にて、出展者ピッチにJOCファウンダー/G.U.Technologies 代表取締役CEO稲葉が、ステーブルコインをテーマとしたセッションにJOCファウンダー/G.U.Technologies 代表取締役CTOの近藤が登壇しましたので、当日のレポートをご紹介します。
■ 講演内容
「Japan Open Chain」について、主に以下の内容に関して5分間のピッチを行いました。
- Japan Open Chainの概要紹介
- 「e-加賀市民制度」の実証実験の取組について
- ステーブルコインの実証実験の取組について
- IEOに向けて
■ セッション内容
6月1日に施行された改正資金決済法を受け、web3業界だけでなく、国内外の金融業界や大手メディアにも注目が集まる日本発のステーブルコインにスポットを当てた、「中央集権型金融機関は必要か、ステーブルコインの可能性」と題したセッションで、主に以下の内容がディスカッションされました。
- 法的裏付けのある日本のステーブルコインの種類と特徴について
- 中央集権型金融機関の役割について
- 銀行ビジネスへの影響について
- ステーブルコインのポテンシャル及び普及によってもたらされる社会変化について
ブロックチェーン技術の進歩により、中央集権型金融機関に代わる分散型金融システムが期待されています。同時に、ステーブルコインが暗号資産市場の安定性を提供すると期待されていますが、発行主体や規制の課題もあり議論が続いています。中央集権型金融機関の役割とステーブルコインのポテンシャルについて、多摩大学客員教授 本荘氏がモデレーターのもと、TOYOTA Blockchain Lab 上野氏、JPYC 岡部氏とともに、熱く意見を交わしました。
本セッションは、ブロックチェーン技術がもたらす社会や金融業界の変化について関心のある人にとって大変興味深い話題であり、貴重な機会となりました。
▶︎本イベント登壇に関するツイートはこちら:
https://twitter.com/japanopenchain/status/1676806058055172097?s=46&t=jQhEFOy0woe_xAVyPvTywg
https://twitter.com/japanopenchain/status/1676833706257022976?s=46&t=jQhEFOy0woe_xAVyPvTywg
■ 本件に関するお問い合わせ
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▶︎ お問い合わせフォーム:https://www.japanopenchain.org/contact
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